留学派遣者の人数を増やしたいだけの大学国際戦略。

最近大学が国際化により一層力を入れてますね。
僕が大学一年生の時の2010年に比べると、大分活発になっているのが肌で感じられます。

あちこちに貼られているポスターや、大学統合メールで、様々な派遣プログラムを目にしてきて気が付いたことがあります。

それは、、短期留学があまりにも多い!、ということです。

留学というと一年間くらい、少なくとも半年くらいを想像すると思うんですけど、大学が積極的に取り組み、尚且つ予算をかけてるのは、完全に短期留学です。

なんで大学が短期留学に力を入れているのかというと、海外へ派遣した学生の絶対数をただただ増やしたいからだと思います。

国立大学は大学の国際化の為に、安倍総理の教育改革の一環として、かなり大きな予算を得たそうです。

で、予算を与えられる時に文科省から、「出来るだけ多くの学生を海外へ!!」という理念の元、きついノルマが課せられるのだと思います。

もう本当に笑っちゃうくらい、短期の海外派遣に全力を注いでいますよ。
海外インターンシップやら、海外の高校で授業をするやら、夏休みを使ってアメリカの大学の単位を取ってくるとか。
ただプログラムを組むだけじゃなく、航空券や宿泊費とかの旅費を、結構負担してくれます。

一方の長期留学と言えば、旅費も一切出ず、奨学金も全くない。(外部から調達するしかない。)
前より状況が悪くなったとまでは言わないけれど、安倍総理の教育改革の恩恵は全く受けてないと言えます。

二週間とか一か月とかの、’なんちゃって留学’をさせて、大学が多くの学生を派遣させたつもりでいるのは、問題ではないでしょうか。

僕が大学の長期留学プログラムを使うから、短期に比べて劣る支援環境をただ妬んでいるだけかもしれません。

でも、短期派遣ばかりしているようでは、大学が直接的にグローバル人材を育成しているとは思いません。

たしかに、二週間やら一か月やら、お金を出して留学させることによって、学生は海外への意識を高めると思います。
そしてその経験をきっかけに、英語を勉強するようになったり、長期の留学にチャレンジするようになるのかもしれません。
でもそれは、学生にきっかけを与える、という面でしか貢献していないため、間接的なものに終始してしまいます。

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現実的に考えると、大学が短期派遣に力を入れるのは最もなような気がしないでもありません。

ただ、もう少し一年間の長期留学者にも、恩恵を与えてくれればいいのにな、と思います。

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