「考える」とはどういうことか

「考える」という作業は抽象的です。自分が何かの対象に対して「考える」ということに取り組んでみると、果たして自分はしっかりと「考える」という作業に取り組んでいるのかどうかに疑問を感じます。

例えば、自分のビジネスをさらに成長させるための知恵を振り絞るために「考える」という作業をする必要があるとします。実際にこの「考える」という作業を自分の頭だけでしていると、本来の目的であった「自分のビジネスを成長させるための知恵を得る」ということ以外のことも考えてしまいます。本当はビジネスのことについて考えなければならないのに、「この後の予定なんだっけ?」とか無駄なことを考えてしまうようにです。

考えるという作業を具体的な作業に落とし込まずに、抽象的な作業として行うと、効率的に考えることが出来なくなります。ここでいう抽象的な作業としての「考える」というのは、自分の頭のなかだけで考えることを意味します。

「考える」という作業を本来の目的を達成するために効率的に行うためには、「考える」ということを具体的な作業に落としこむ必要があります。

それでは、「考える」という作業を具体的なものにするためには、どうすれば良いのでしょうか。その答えは人によって異なりますが、最も有名なのは「自分が考えていることを紙に書く」ということです。

つまり、考えるという作業を、「自分が考えていることを紙に書く」という具体的な作業に落とし込めば、効率的に考えるという作業を行えるということです。「自分が考えていることを紙に書く」という具体的な作業が伴えば、抽象的な考えるという作業を行っていた時に比べて、「考えている途中に目的とはそれたことについて注意が行ってしまった」り、「ぼーとしているだけだったのに考えているつもりになってしまった」りするリスクを減らすことが出来ます。

このように抽象的な作業に取り組む時に、それを具体的な作業に落とし込むことによって、より効率的に成果を挙げることが出来る例は「考える」ということだけではありません。「頑張る」ということも同様です。

「頑張る」という作業を行うとはどのようなことなのでしょうか。自分にとっての「頑張る」という作業を、具体的な作業に落とし込まないと、「自分が頑張っていると思えること」という抽象的な基準にそった作業でしか「頑張る」という作業を行うことが出来なくなります。「頑張る」という行動も、「考える」という行動と同じように、具体的な行動に落とし込まないと、「考えているつもり」になってしまうのと同じように「頑張っているつもり」というだけに終始して、全く成果が出ずに終わってしまいます。

なんだか、簡単なことを難しい言葉で、まどろっこしく書いてしまいましたが、言いたかったことは、「抽象的な作業は具体的な作業に落とし込まないと、効率がとてつもなく落ちるよね」ということです。

その抽象的な作業が「考える」というものだった場合は、具体的な「紙に書く」という行動を通して、自分が「考える」という作業を行っているかどうか判断する必要がある、ということです。

つまり、「考える」ということは、「紙に書く」ということです。

では。

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