[書評]小さな会社★儲けのルール

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この前Twitterのタイムラインに流れてきた「小さな会社★儲けのルール」という本を買いました。一読して、非常に良い本だと思いました。ぼくみたいに将来独立を考えている人は読んでみるべきです。

この本の副題は「ランチェスター経営7つの成功戦略」です。ランチェスター経営は、1914年から現在までの約100年間市場から評価されてきた、小さな会社が大きな会社に勝つための戦略を実行した経営の名前です。MBAの授業でも取り上げられることの多い戦略らしいです。

この本に書かれていることを、凄くシンプルにまとめると、「中小企業は大企業が売っていない商品を競争相手が少ない市場で、営業範囲を狭くして売りましょう」ということです。すごく大雑把に書くとこのような一文で表すことが出来るのですが、本のなかにはもっと詳しく書いてあります。この本を読めば、小さい会社が大きな会社に勝つ、または大きな会社に潰されないで生き残るための、最も基本的な戦略を勉強することが出来ます。

「将来、起業したい!!!」とか言っている意識の高い学生は、絶対に読むべきです。意識だけではなく行動も伴っている将来起業したい学生は分かっていると思いますが、「起業をする」ということは「小企業を創る」ということです。小企業というのは、中小企業に含まれている小企業のことです。将来起業をしたい、もとい将来小企業を創りたい学生は、大企業が必死こいて働いているなかで生き残らなければなりません。そのために、中小企業の経営の最も基本的な戦略であるランチェスター経営を学んでおくことは、極めて重要です。

起業して、成功するために絶対に必要なこと

この本では、ランチェスター経営の具体的な方法論の他にも、大事なことが書かれています。それは、中小企業の社長は「長時間労働をしましょう」ということです。

特に独立したばかりの会社の社長は長時間労働がマストです。ゼロから商品を作って顧客を開拓することは、すでに商品も顧客も持っている人が商売をすることに比べたら、何倍も大変です。なので、その分働かなければならないのは当たり前です。

当たり前のことを当たり前のように書いてある本というのは信頼が出来ます。本というのが、奇抜な意見や、「これさえやれば儲かる!!」みたいなことを書いてあるほうが売れる傾向があるなかで、当たり前のことが書けているからです。

「長時間労働が不可欠である」ということを説明する際に、この本では人生の方程式というものを用いています。「人生」は、傾きが「素質」、切片が「過去の実績」の「時間」の2次関数で表すことが出来ます(下記イメージ参照)。この方程式の意味するところは、人生で成功したければ、その分野に誰よりも時間をかけることが最も効果的で、素質や過去の実績は時間に比べると、あまり結果に効いてこないということです。この人生の方程式は起業して社長になった場合だけではなく、他の場合にも応用できそうな考え方だと思います。

人生の方程式 001

ここまで書いてきたこと以外にも、まだまだ役にたちそうなことがたくさん書いてありました。「新聞屋はいつもネタに困っているから、自社の出来事を書いたレターを取り敢えず新聞社に送っておこう。そうすれば記事として無料で自社のことを宣伝してくれるかもしれない」みたいな。。。

いずれにせよ、将来独立を1パーセントでも考えている人は必ず読むべきです。MBAの授業を受ける並に良い情報を得ることが出来ます。

では。

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