雑記

市場淘汰されない病院

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昨日、あまりにも鼻水がひどいから耳鼻科に行った。
僕はあまり体を壊さないから、病院に行くのは久々だったから、すごく新鮮だった。

待合室でまってる間にあれこれ考えていたことの一つが、病院にとって患者は客なのかどうか、ということ。
患者を完全に客扱いしてはいけないことは、誰だって分かる。
患者が病院に入ってきた時の「いらっしゃいませ」や、帰る時の「ありがとうございました」は明らかに不適切だ。
「またお待ちしております」なんて、医療関係者が言う訳がない。

でも事実として、病院の経営は患者が来ることによって成り立っている。患者が一人もこないような病院は潰れてしまう。
だから本来は病院も、市場原理が働くべきだと思う。
しかし、日本の病院は国民健康保険という選択の自由のない制度で守られている。市場原理が働いていない。
昨日の耳鼻科で、ナースがずっと喋っていたり、許可もなく高額な医療機器で診察されたりして感じた。普通のサービス業じゃありえない。
病院は市場にさらされてないから、サービスの質が上がらない、価格競争が起きない。

もう一つ感じたことは、病院の選択肢が限られていること。
歯医者はそこら辺にいっぱいあるけど、耳鼻科は全然ない。産婦人科とか深夜の救急医なんかもニュースを見る限り一緒なんじゃないかな。
これの明らかな原因は医者不足。医者不足は大学の医学部の定員数の少なさからきていることも明らか。この件で、私立の医学部を責めることはできない。問題は国立。
ではなぜ国は国立医学部の定員を増やさないのか。

1、医者の価値を相対的に高く保つため。
要は、医師免許の価値を相対的に高く保つため。既に医者になっている人、医療関係の仕事に従事している人にとっては、これは死活問題。医者はみんなお金もちだから、政治家にかなりの献金をして、自分たちの影響力を高めているのではないか。

2、国民健康保険を破たんさせないため
もし、病院の数が増えて待たされることがなくなったら、ちょっとした病気でも行こう、と考える人が多くなる。そうすると保険金の支払いが増えるから、国民健康保険の制度が危うくなる。花粉症とかが良い例。みんな苦しんでるのに病院が混んでるから、我慢するひとが多い。風邪もそう。もし病院にいくことによってかかる時間が半分くらいになったら、みんな我慢なんかしないと思う。国は暗に「ちょっとした病気で病院に行かないでね。お金もったないから」と言っている。

だいたい、医師免許を与えるプロセスもおかしいと思う。
なんで医学部に入学した学生のほとんどが医者になれるの?それっておかしくない?
もしかして、「大学受験が得意な人が医者として最適だ!」とか考えてるのかな。

医者として必要な資質は本当に学力だけなのか。サービスのスキルとか、手先の器用さとかが、どうして問われないのか。
ある程度の学力は必要だと思うけど、今の医学部入学に求められる学力ほどは要らないと思う。
早慶に入れるくらいの学力がある人が、医学部に入れてもいいではないか。
そうして、医者の卵の絶対数を増やして、そこからさらに実用的、実践的なスキルで競争させたほうが、医者の質も上がると思う。







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