インドネシア大統領選挙、結果発表の日のジャカルタ

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この写真はタイトルの通り、インドネシア大統領選挙の結果発表の日のジャカルタ中心の写真。選挙に立候補した2人が開票前に2人とも勝利宣言をしてしまうほどハチャメチャな選挙中のジャカルタの雰囲気は、いつもと違って物騒だった。

ジャカルタは10年程前にも大統領選挙後に多数の死者が出る悲惨なデモ事件を経験したことがある。その為、ぼくの友人の多くは選挙発表の日にジャカルタに出かけることを避けるように注意してきた。暴動に巻き込まれるのを避けるためだ。

ぼくにインドネシア語を教えてくれている先生も、インドネシア人だがジャカルタに行く用事をキャンセルしたらしい。選挙後のデモはインドネシア人の多くの人に悲惨な記憶を植え付けているようだ。

日本では選挙後にデモが起きることは滅多にない。国が豊かになって、民主主義が成熟している日本ではデモで死者が出るなんて考えられないことだろう。今回のインドネシア大統領選後のデモでは幸い死者は出なかったみたいだが、ちょっと前まで選挙後に暴動が起きることが当たり前だったのがインドネシア。

政治家が賄賂をしていることはほぼ全てのインドネシア国民が理解している。最近は割とましになってきたようだが、警察にお金を払えば無罪放免になることも常識だったのがこの国。

テレビなどのマスメディアの偏向報道もヒドイ。開票結果の速報番組では、テレビ局によって公表している結果に、極端に差が出ていた。どうやら候補者の一人がテレビ局のオーナーであるかららしい。

こんな感じで全くいい加減な様を知ってしまったインドネシア国民は、デモを起こさずにいられないのだろう。少なくとも昔は確実にそうだった。死者が出ほどのデモが起きるくらいなのだから。

それでもインドネシアの経済が成長するにつれて、段々とデモによる悲惨な事件は減っている。今回の大統領選挙後に大きな暴動が起きなかったことが示すように。

では。

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