孫正義正伝、「志高く」を読んだので書評を書く

L2b371d8r57tu6m4wu7i

 Kindleで100円セールをしていたので、つい買ってしまいました。本当に面白かった。自伝なので、どこが特に面白かったとかはないです。本全体で孫正義の凄さが感じられます。

孫正義のアイデアの出し方

ただ、一部分だけ残しておきたいな、と思った箇所があります。「発明王」孫正義のアイデアの出し方です。

孫は、発明プロセスには大きく3つの方法があることに気づいた。

第一は問題解決法。
何かの問題や困難が生じたとき、それを解決するための方法。
たとえば、断面が丸い鉛筆は、テーブルに置いたら転がって落ちてしまう。そこで、「鉛筆が転がっては困る」と考える。「転がらないように断面を四角とか六角形にすればいい」という問題解決策が導き出される。
問題を発見し、三段論法で解決策を考える方法だ。

第二は水平思考
逆転の発送。従来丸かったのもを四角にしてみる。赤いものを白くする。大きい物を小さくしてみる。
孫の発明した新型の信号機もこれの応用である。色だけで表示している信号を形でも表現できないか。そこで生まれたのが、色によってサインの形状を◯△❏に変えた信号だ。これなら色弱の人でも判別がつく。

第三は組み合わせ法
既存のものを組み合わせる。ラジオとテープレコーダーとを組み合わせてラジカセに。
アメリカでの孫が追求しつづけ、大量に発明できたのは三番目の方法による。これならもっともシステマティックに発明できる。 

孫正義のような天才的な人は、ある日ポンッとアイデアが光った頭に降りてくるのかと思ってました。そんなことは全くなくて、とても戦略的にアイデアをひねり出していたことが分かります。この思考は凡人にも使えるものだと思うので、何かアイデアを考えたい人は利用しない手はないでしょう。

 

最後にユニクロの社長に「はっと」させられる。

 読み終わった後に「うわー、やっぱ孫さんって凄いなぁ。ピカピカに輝いてるなぁ。大きな困難を乗り越えてきたんだなぁ。感動した。」という、圧倒的庶民思考に浸っていたぼくに、ユニクロの社長である柳井さんが釘を刺してきました。

感動したならば、行動して欲しい

『志高く』の電子書籍版(2010年4月発売)がベストセラーになって以来、たくさんの感動がTwitterに書き込まれているそうです。本を読んで感動したり、その感動を人に伝えたいという気持ちはとてもよく分かります。
でも私は、あえて読書の皆さんを挑発したい
孫さんのサクセス・ストーリー を読んで、感動したり、刺激を受けたりするだけじゃだめなんです。「孫さんがこういうことをやったなら、自分も何かできるんじゃないか」と考えて、行動してほしい

孫正義に感動させられ、心をグラグラにされた後に、柳井社長に挑発される。この本を読んで「あ、この人達は自分に言っている。俺もやらなきゃ。」なんて思ってしまう、ぼく世代の若者は多いのではないでしょうか。日本トップの人たちにダブルで攻撃されたら、何かしらの行動は変わってしまっても不思議ではありません。

古い本ですけど。。

この本が発売されたのは2007年なので、ちょっと古いです。2007年以降、IPHONEが発売されてsoftbankが更に勢いづき、「繋がり安さ」でもNO1になります。またアメリカの携帯キャリアであるスプリントネクセルを買収し、本格的に世界NO1企業を目指してます。ぼくの記憶が鮮明であるこの辺りのことが書かれてなかったのは、ちょっとだけ残念でした。(古いからしょうがない) 

孫正義は英語も上手に話す

最後に孫さんの英語スピーチのYOUTUBE動画を貼っときます。アメリカの大学を出ているだけあって、綺麗な英語を話してます。

 

 

興味のある方は是非。

では。

カテゴリー: 書評 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。